愛ある寝かしつけ9*
育児放棄、ネグレクトというものがついて回るこのご時世、なんの対策が練られているかというと
防止対策としては、厚生労働省が相談窓口を設置している。
その対象は主に妊婦、育児に行き詰った人なのではないかな……と印象がある。
189『いちはやく』というダイヤルを設けてくれてはいる。
しかしこれは、自分なり、誰かが気が付かなければどうしようもない。
ここにダイヤルした時点で相当心は病んでしまっていて、
闇が出来た状態だと思う。(ほぼ時すでにおそし)
その闇は、少し話を聞いてもらったり、案内をしてもらう、訪問してもらったところで
なかなか拭い去ることが出来ない
負の連鎖を身につけてしまっている状態なのではないだろうか。。。
確かに、これで心救われる事例はあると思うが、もっと抜本的改革だ!という位の行動が必要なのでは……なんて感じている。
だって、少子化問題もあるでしょ?少子化で、親に放っておかれる子供が増えて
日々、愚者ニュースが報じられて……自殺だって、、、
赤ちゃんを大事に守る。
母親の心を守る。
その前の段階で出来ることがあるのでは……と。
前回の“育児しにくい環境”の話で最後に書かせていただいたとおり
育児の方法を学んだことはあるだろうか??と
保健体育では、男女の体の違い、細胞側から赤ちゃんが出来るまでのプロセスは一通り教える。
「こんなに長い旅を経て、やっと結ばれた~……」
大事な事です。
そこで私は思います。
あれ?産んだら終わり??
結構、出産費用とか、申請しないといけない書類たちありますけど……
出産育児をしていく中で、必ず通る道なのに
そこは重点的に教えてもらったことがない気がするのですが……。
出産する前に、母親教室とかあるけど、ちょっと人形使って沐浴させるとか
抱っこの仕方とかそんなもんです。
母親教室、私みたく切迫流産で参加できない人間も多いのではないであろうか??
ですから、私たちが必須で通る道に具体的なノウハウを盛り込んでほしいのです。
男女問わずに。
核家族化が進んでいるんでしょ?
ネグレクトなくしたいでしょ?
とあるヤンママの知り合いなんて、1歳になっていない赤ちゃんに市販のケーキ食べさせていた。
無知なんです。
だったら、縄文時代よりも漢文よりも
育児の方法や家族の在り方を勉強させてくれませんか??
付け加えますと、ママ友の娘さん
洗濯機回せません。
家賃の引き落としが分かっていません。
生きているだけで払わなければいけないお金も。
アパートで払うべき料金のあれこれよくわかっていません。
そのたび、母親が面倒を見に行きます。
私も教えてもらったことはありません。
水やガス、電気にお金がかかわることはわかっていましたが
〇〇税関係。国民皆保険は知っていますが、幾らかかる~とか知りませんでした。
いかに親に守ってもらっていたか。
だから、思うんです。
ただ生きて、ただ出産、ただ育児をするだけでもこんなに沢山の知識が必要なのに
それらが生きていく上での基盤なのに
義務で教えてくれる場所がないのだろうか。
きっと小学校の時分に教えてもらえていれば、もっと何事にも必死に取り組んでいたのでは
もっと親を、自分の身体を大事に出来たのでは……と。